相続の全体像を把握するうえで、土地の現地調査は欠かせません。

ご相続人だからこそ、知っている土地の事情をお聞かせください。土地の評価は、机上の資料を計算するだけでは決してできません。
たとえば、私の実家の土地であれば、、、
「名鉄河和線沿いで、電車が通るたびに揺れを感じます。終電が出た後も、夜中には、線路点検用貨物の通過する音がします。初めてお越しになった方は、地震だ!とびっくりするほどです。最寄り駅は、特急電車も止まらず勢い良く通過します。自宅前の道路も狭くて、軽自動車の幅ギリギリです。舗装されたのも、つい20年ほど前ですが、今でも一部舗装されていません。そういえば、昔は台風が来ると線路を挟んで向い側の池が氾濫することもありました。その池の一部は、今は駐輪場になっています。」
わずかこれだけの情報でも、土地の評価は大きく変わります。